鯖のみりん干しの作り方
何人かの方から、鯖の味醂干しのレシピのご希望がありましたので、簡単ではありますが記録してみたいと思います。
★材料(11匹分)
鯖 11匹 (25センチ位。お好みの大きさで菅、大きすぎると焼きづらいし、小さすぎるとボロボロになる可能性があります)
✴︎赤ワイン 二分の一カップから1カップ
✴︎砂糖 大さじ3から5くらい
✴︎醤油 1カップくらい
(全体の比率はお好みですが、舐めてみて少し甘いくらいにしています。砂糖が溶けにくいので、泡立て器で溶かしました。このまま火にかけて煮溶かしても良いです)
★作り方
1.鯖の下ごしらえ
まず鯖の頭と尻尾と内臓を取ったものを用意します。
魚屋さんでパリの場合は頼めばやってくれます。
尻尾から包丁を入れて、内臓の残りなどを綺麗に取ります。
骨のところから二つに切り離す。骨の周りにも血や汚れがあるので綺麗にします。
途中水で洗いすぎると良くないように思うので、素早く処理して臭いが残らないように、また水気が残らないようにします。
出来上がったら洗って、水気をよく拭き取ります。
2.調味液を作る
赤ワインと砂糖と醤油をよく混ぜて、鯖がひたひた位になる量を用意します。
甘いのが好きな方は砂糖を調節してください。本来は味醂で作るものなので、味醂が手に入れば活用してください。
3.漬ける
よく拭いた鯖を一度調味料に両面を漬けてから、綺麗に容器に詰めていきます。上から調味料をかけてください。
その際、胡麻を一段ごとに振りかけておきます。胡麻は干す前につけても良いですが、この段階でつけたほうが味が馴染むように思います。
冷蔵庫で2、3日保存する。お好みで漬ける時間は調節してください。
4.干す
よく晴れた日に、干し網に重ならないように並べて一日半から二日ほど干します。人によっては数時間の方もいるようです。
乾いたら、一枚づつラップに包んで保存。冷凍しても良いです。
5.焼く
フライパンに並べて蓋をして、身の方から焼いていきます。
焦げないように中火の弱火くらいにして、両面焼けたら出来上がり。
付記
最初はプロモだったので三枚に開いたものを購入して作りましたが、骨が付いていた方が味が良いように思います。頭付きで売っているものを購入して、自分で処理する方が新鮮です。二枚に切らなくても良いですが、火の通りや量の調節を考えたら、切った方が良いと思います。骨がない方の身は小さな子供さんでも食べられるし、お弁当などにも良いと思います。
初めてレシピを書いたので、うまく伝わるか心配です。わからないことがあったら、質問してください。
鯖は安いですが、一手間かけるとぐっと美味しくなります。頑張って作ってみて下さいね。食べた後の感想などお聞かせくださいませ。
0コメント